- 最終更新
- 2026年10月27日(初回公開 2026年10月22日)
- 情報確認日
- 2026年10月27日時点の公表資料で確認(経済産業省(調達価格等算定委員会・定置用蓄電システム普及拡大検討会)とクール・ネット東京の公表資料)
- 執筆・監修
- えねっとハウス(サステナブリッジ合同会社)
この記事の答え
経済産業省の公的データで計算すると、太陽光5kWと蓄電池10kWhのセットは約266万円が目安です(補助事業以外の蓄電池価格なら約315〜365万円)。東京都の既存住宅なら、この組み合わせで都の補助が最大215万円になり、実質負担は大きく下がります。
- 国のDR補助金(SIIの家庭用蓄電池の事業)は、2026年5月29日に予算に達して公募が終了し、再開の予定はありません(2026年10月27日確認)。今使えるのは東京都と区市町村の補助です
- 補助は税抜の対象経費が上限です。補助が満額でも、消費税分は必ず自己負担になります
- 金額を大きく変えるのは、蓄電池の容量、太陽光のパネルの種類(機能性PV)、都のDR実証への参加の3つです
- 都の補助は契約前の事前申込が必要です。2026年10月27日時点で受付中です
太陽光と蓄電池の費用相場(公的データ)
セット費用の相場は、記事や業者によって大きく違います。この記事では、経済産業省の審議会の資料にある単価を使って計算します。相場の根拠をはっきりさせるためです。
太陽光は、調達価格等算定委員会が集計した住宅用(10kW未満)のシステム費用を使います。新築の2025年設置の平均は28.9万円/kWで、2023年度以降はやや上がっています。既存住宅も同じ傾向とされていますが、資料の本文に数値はないため、ここでは新築の値を目安にします。
蓄電池は、定置用蓄電システム普及拡大検討会の資料を使います。国の補助事業で採用された家庭用蓄電池は、工事費込みで平均12.1万円/kWhでした。一方、補助事業以外で導入する場合は、設備費15〜20万円/kWhに工事費2万円/kWh程度が標準的とされています。
| 区分 | 単価 | 出典の種類 |
|---|---|---|
| 太陽光(住宅用・新築) | 28.9万円/kW | 2025年設置の平均(中央値29.4万円/kW)。国への定期報告データ |
| 蓄電池(補助事業) | 12.1万円/kWh | 設備費11.1万円+工事費1.0万円。2023年度の補助事業データ |
| 蓄電池(補助事業以外) | 17〜22万円/kWh | 設備費15〜20万円+工事費2万円程度。事業者へのヒアリング |
出典:調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」(2026年2月5日)、経済産業省 定置用蓄電システム普及拡大検討会「2024年度 結果とりまとめ」(2025年3月7日)(2026年10月27日確認)
蓄電池の2つの単価に差があるのは、補助事業では補助の上限に合わせて価格が決まりやすいためです。同じ資料には、補助金を使わずに販売して利幅を確保する事業者もいる、という指摘もあります。見積りを見るときは、両方の単価を物差しにしてください。
容量別のセット総額の目安(補助金なし)
上の単価に容量を掛けて、よくある3つの組み合わせの総額を出しました。太陽光は28.9万円/kWで計算しています。
| 組み合わせ | 太陽光 | 蓄電池(補助事業の平均) | セット総額 | 蓄電池を補助事業以外の価格にした場合 |
|---|---|---|---|---|
| 4kW+7kWh | 約116万円 | 約85万円 | 約200万円 | 約235〜270万円 |
| 5kW+10kWh | 約145万円 | 約121万円 | 約266万円 | 約315〜365万円 |
| 6kW+15kWh | 約173万円 | 約182万円 | 約355万円 | 約428〜503万円 |
出典:調達価格等算定委員会の資料と定置用蓄電システム普及拡大検討会の資料の単価に容量を掛けて、えねっとハウスが計算(2026年10月27日確認)。屋根の形や配線の距離、分電盤の工事などで実際の金額は変わります
総額の差は、太陽光より蓄電池の価格で大きく開きます。同じ5kW+10kWhでも、蓄電池の単価しだいで100万円近く変わります。セットの見積りでは、太陽光と蓄電池の金額を分けて書いてもらうと比べやすくなります。
東京都の補助金を使った場合の実質負担
東京都では、太陽光と蓄電池のそれぞれに都の補助が出ます。窓口はクール・ネット東京で、2026年度(令和8年度)の事業全体の予算は約1,012億円です。既存住宅の場合の補助の計算は次のとおりです。
- 太陽光3.75kW以下は15万円/kW(上限45万円)、3.75kWを超えると12万円/kWです。新築住宅は3.6kW以下12万円/kW(上限36万円)、3.6kW超10万円/kWです。
- 機能性PV(上乗せ)都が認定した軽量型や防げん型などのパネルを使うと、区分に応じて1kWあたり最大10万円が上乗せされます。この記事の試算では、8万円/kWの区分で計算しています。
- 蓄電池1kWhあたり10万円です。都のDR実証に参加しない場合は上限120万円、参加するとIoT機器を付けて15万円(付けない場合は10万円)が上乗せされ、120万円の上限もかかりません。
えねっとハウスでは、屋根の形や重さ、反射光の条件に合わせて機能性PVを使うことが多く、大容量の蓄電池は都のDR実証への参加を基本に試算しています。その前提で、3つの組み合わせの実質負担を計算しました。
| 組み合わせ | 都の補助(太陽光+機能性PV) | 都の補助(蓄電池+DR実証) | 補助の合計 | 設置費用(税込・仮定) | 実質負担 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4kW+7kWh | 80万円 | 85万円 | 165万円 | 203.5万円 | 約38.5万円 |
| 5kW+10kWh | 100万円 | 115万円 | 215万円 | 258.5万円 | 約43.5万円 |
| 6kW+15kWh | 120万円 | 165万円 | 285万円 | 335.5万円 | 約50.5万円 |
出典:クール・ネット東京「令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業」、同「令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業」、東京都 報道発表(機能性PVの認定・2026年3月30日)をもとに、えねっとハウスが計算(2026年10月27日確認)
設置費用は、補助の計算を説明するために「税抜=補助の合計+20万円」と置いた仮の金額で、相場の数値ではありません。実際の金額は屋根や設置場所で変わるため、見積りで確認してください。
補助は税抜の対象経費が上限です。補助が満額出ても、消費税分(たとえば5kW+10kWhなら23.5万円)は必ず自己負担になります。太陽光と蓄電池の補助は、それぞれの機器の対象経費が上限になる点にも注意してください。
DR実証に参加しない場合、蓄電池の補助は12kWhで上限の120万円に達します。6kW+15kWhの例では、蓄電池の補助が165万円から120万円になり、差は45万円です。補助の詳しい計算は、東京都の太陽光発電補助金の記事と東京都の蓄電池補助金の記事で説明しています。
国のDR補助金(家庭用蓄電池)は2026年5月29日に公募終了
国の家庭用蓄電池の補助は、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)が窓口の「令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業」(DR家庭用蓄電池事業)です。この事業は、2026年5月29日に交付申請額の合計が予算に達したため、公募が終了しました。公式サイトには「公募の再開を行う予定はありません」と書かれています(2026年10月27日確認)。
同じ公式サイトには「交付申請受付期限:2026年12月10日」という表示も残っています。これは当初の期限で、予算に達した時点で受付は締め切られています。「12月10日まで申請できる」という意味ではないので注意してください。2026年10月27日時点で、次の家庭用蓄電池の公募(令和8年度補正など)の案内は出ていません。
| 補助 | 窓口 | 2026年10月27日時点の状況 |
|---|---|---|
| 国のDR補助金(家庭用蓄電池) | SII | 2026年5月29日に予算到達で公募終了。再開予定なし |
| 都の蓄電池の補助 | クール・ネット東京 | 受付中。10万円/kWh(DR実証に参加しない場合は上限120万円) |
| 都のDR実証の上乗せ | クール・ネット東京 | 受付中。IoT機器を設置して参加すると1台15万円の加算 |
| 都の太陽光の補助 | クール・ネット東京 | 受付中。既存住宅は3.75kW以下15万円/kW(上限45万円) |
出典:SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」、同「申請の詳細手続き」、クール・ネット東京「令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業」、同「令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業」(2026年10月27日確認)
「都のDR実証」と「国のDR補助金」は名前が似ていますが、別の制度です。都のDR実証は、都の蓄電池の補助に上乗せされるもので、今も受付中です。なお、都の蓄電池の補助は、国やほかの自治体の補助を受けると、その額が都の対象経費から差し引かれる計算になっています。次に国の公募が始まった場合も、都と合わせた合計が増えるとは限らない点を押さえておきます。
区市町村の補助を上乗せできる地域もある
都の補助に加えて、区市町村が独自に補助を出している地域があります。たとえば江東区は、太陽光と蓄電池を同時に申請すると補助の上限が上がります。区の補助を含めた試算は江東区の補助金の記事をご覧ください。条件は自治体ごとに違うため、お住まいの区市町村の要綱も確認が必要です。都の蓄電池の補助は、区市町村の補助額を対象経費から差し引いて計算するため、見積額が補助の合計に近いときは、都の補助が少し減ることがあります。
セット費用の内訳
太陽光の費用のうち、パネルが約47%、工事費が約29%を占めます。残りはパワコン(パワーコンディショナー、発電した電気を家庭で使える形に変える機器)や架台などです。
蓄電池は、容量が小さいほど1kWhあたりの価格が高くなります。補助事業のデータでは、5kWhを境に単価が大きく下がっています。工事費も、容量が大きいほど1kWhあたりでは安くなる傾向です。
| 蓄電池の容量 | システム価格 | 工事費 |
|---|---|---|
| 5kWh未満 | 15.0万円/kWh | 1.6万円/kWh |
| 5〜10kWh | 10.6万円/kWh | 1.3万円/kWh |
| 10kWh以上 | 10.7万円/kWh | 0.6万円/kWh |
| 平均 | 11.1万円/kWh | 1.0万円/kWh |
出典:経済産業省 定置用蓄電システム普及拡大検討会「2024年度 結果とりまとめ」(令和5年度の補助事業データ。2026年10月27日確認)
工事費は案件ごとのばらつきが大きいとされています。設置場所から分電盤までの距離や、停電時に家全体へ電気を送るかどうかで変わります。見積りの工事費が高いと感じたら、内容を項目ごとに確認しましょう。
太陽光+蓄電池の実質負担を無料で試算住所か屋根の図面をLINEで送っていただければ、屋根の寸法から載せられる容量と補助金・概算費用をお出しします。東京都の補助金の申請書類も無償で代行します
LINEで無料試算何年で元が取れる?回収の目安
5kW+10kWhのセットで、回収の目安を計算しました。発電量や売電の割合は、国が売電価格を決めるときに使う想定値を使っています。
モデル試算:東京都内・既存の戸建て(機能性PV・DR実証に参加する場合)
- 設備
- 太陽光5kW(機能性PV)+蓄電池10kWh
- 設置費用
- 税抜235万円(税込258.5万円)と仮定
- 前提
- 都 太陽光12万円×5kW=60万円/機能性PV 8万円×5kW=40万円(太陽光の補助に加算)/都 蓄電池10万円×10kWh=100万円/DR実証15万円
- 補助金合計
- 215万円
- 実質負担
- 約43.5万円(税込)
※設置費用は計算の説明用に置いた仮の金額です。実質負担は、税込の設置費用から補助金合計を引いた額です。補助は税抜の対象経費が上限のため、少なくとも消費税分(23.5万円)は自己負担になります。区市町村の上乗せは含めていません。
経済効果は、次の前提で計算しました。発電量・使い道・単価は、調達価格等算定委員会が2026年度の住宅用太陽光に使っている想定値です。
- 発電量設備利用率13.7%で、年間約6,000kWh。
- 使い道30%を家で使い、70%を売電。家で使う電気は1kWhあたり27.31円の電気代の節約として計算。
- 売電単価2026年度の買取価格は、1〜4年目が24円/kWh、5〜10年目が8.3円/kWh。11年目以降は10.0円/kWhで計算。
- パワコン交換の積立パワコンは20年で一度は交換され、費用は38.4万円程度が一般的とされています(国の資料の業界ヒアリング)。これを20年でならして年約1.9万円を差し引きます。定期点検の費用は含めていません。えねっとハウスでは定期点検を無料で行っています(有償の場合、国の資料では1回約3.8万円が相場とされています)。
- 蓄電池の効果売電に回っていた電気のうち、1日5kWhを夜に使うと仮定(年1,825kWh)。充放電のロスやDR実証の謝礼は含めていません。
| 期間 | 太陽光の効果 | 蓄電池の効果 | パワコン積立 | 年間の効果 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜4年目 | 約15.0万円 | 約0.6万円 | −1.9万円 | 約13.7万円 |
| 5〜10年目 | 約8.4万円 | 約3.5万円 | −1.9万円 | 約10.0万円 |
| 11年目以降 | 約9.1万円 | 約3.2万円 | −1.9万円 | 約10.4万円 |
出典:調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」別紙1、資源エネルギー庁「買取価格・期間等」の想定値・買取価格をもとに、えねっとハウスが計算(2026年10月27日確認)。蓄電池の効果は仮定を置いた計算です
この前提では、実質負担の約43.5万円は4年目に回収できる計算です。補助金を使わずに税込258.5万円を払った場合は、回収に24年ほどかかります。セットの費用が見合うかどうかは、補助金を使えるかどうかで大きく変わります。
蓄電池だけを見ると、電気代の効果では回収が難しい
表のとおり、1〜4年目の蓄電池の効果は年0.6万円ほどです。2026年度の買取価格は最初の4年間が24円/kWhと高く、売るのも家で使うのも、得になる額がほとんど変わらないためです。5年目以降も年3.5万円前後です。
補助金を使わずに蓄電池10kWhを買うと、補助事業以外の単価で170〜220万円です。年3.5万円前後の効果では、回収に50年以上かかります。蓄電池は「電気代で元を取る設備」というより、停電への備えとして考え、費用は補助金で下げるのが現実的です。
セットで同時に入れる場合と、後から足す場合の違い

- 都の蓄電池の補助には太陽光が必要都の蓄電池の補助は、太陽光が設置済みか、同時に設置することが条件です。太陽光がない場合は、再エネ電力メニュー(再生可能エネルギー由来の電気の料金プラン)の契約が必要になります。
- 同時申請で上限が上がる区市町村がある江東区のように、太陽光と蓄電池を同時に申請すると補助が増える自治体があります。後から足す予定でも、先に区市町村の条件を確認しておきます。
- パワコンの交換費用国の資料では、太陽光のパワコンは20年間で一度は交換され、費用は38.4万円程度が一般的とされています。太陽光と蓄電池の両方の電気を変換できるパワコン(ハイブリッド型)を選べば、機器の数を減らせます。すでに太陽光がある家では、今のパワコンの使用年数も見て、蓄電池を足す時期を決めます。
- 工事を1回で済ませられる同時に入れれば、配線や分電盤の工事、足場などをまとめられます。補助の事前申込も、電灯契約ごとに同じ時期に進められます。
- 売電中の家に足すときは国への変更手続きFIT(固定価格買取制度)で売電している家に蓄電池を足すと、国の認定内容の変更手続きが必要です。国の申請マニュアルの変更手続の整理表には「自家発電設備等の設置の有無」という項目があり、蓄電池も含まれると書かれています。
同時設置と後付けで、パワコンの組み合わせが変わる
費用の差が生まれる一番の理由は、パワコンの組み合わせです。パワコンには、太陽光用・蓄電池用が別々の「単機能型」と、1台で両方を変換する「ハイブリッド型」があります。
| 入れ方 | パワコンの構成 | 費用の考え方 |
|---|---|---|
| 同時にセットで入れる | ハイブリッド型1台にまとめやすい | 機器と工事を1回にまとめられる |
| 後付け(今のパワコンを残す) | 太陽光のパワコンはそのまま、蓄電池用のパワコンを追加 | 機器が2台になり、それぞれに交換の時期が来る |
| 後付け(ハイブリッド型に替える) | 今のパワコンを外し、ハイブリッド型1台に交換 | まだ使えるパワコンを外す分、機器代が増える。古いパワコンなら交換の時期と合わせられる |
出典:パワコンの方式ごとの一般的な構成を、えねっとハウスが整理。金額は機種と工事で変わるため、見積りで確認してください
「同時設置のほうが後付けより数十万円安い」と書かれていることがありますが、国の資料には同時設置と後付けの価格差を示すデータは見当たりません。差の大きさは、今のパワコンの使用年数と、どちらの構成を選ぶかで変わります。後付けを考えるなら、今のパワコンの設置年と保証の残りを先に確認し、2つの構成の見積りを並べて比べるのが確実です。
停電時に電気を使える範囲も費用に関わります。家全体に送る「全負荷型」と、決めた回路だけに送る「特定負荷型」があり、分電盤の工事の内容が変わります。停電時にどの部屋で何を使いたいかを決めてから見積りを取ると、工事費の差がわかりやすくなります。
セットの費用で後悔しやすいケースと対策
- 補助金で全額まかなえると思っていた補助は税抜の対象経費が上限です。消費税分は必ず自己負担になります。
- 容量を増やしたのに補助が増えなかった都のDR実証に参加しないと、蓄電池の補助は120万円(12kWh分)で頭打ちです。12kWhを超える容量を選ぶなら、DR実証に参加するかを先に決めます。DRの契約は、補助の実績報告より前に結ぶ必要があります。
- 10月以降に対象外の機種を選んだ2026年10月1日以降に都へ事前申込をする場合、国の登録を受けた令和8年度の対象機器だけが補助の対象です。見積りの機種が対象かを確認します。
- 現金で払った・還元キャンペーンを使った2026年度の事前申込分から、金融機関が発行する支払いの証明書などが必須です。キャッシュバックや商品券、ポイントの還元は、対象経費から差し引かれます。
- 国のDR補助金を当てにしていた国の家庭用蓄電池のDR補助金は、2026年5月29日に予算に達して公募が終わっています。「12月10日まで」という表示を見て、まだ申請できると考えないよう注意します。
- 蓄電池の保証と寿命を見ていなかった家庭用蓄電池の寿命について、国の資料に統一された数値はありません。見積りの段階で、メーカーの保証年数と、保証の中に容量(ためられる量)の保証が含まれるかを確認します。太陽光のパワコンと交換の時期がずれると、工事が2回になります。
- 設置場所を決めていなかった蓄電池は屋外か屋内に置く機器で、分電盤までの距離が工事費に関わります。置き場所の候補を見積りの前に決めておくと、工事費の比較がしやすくなります。
- パワコン交換の費用を見ていなかったパワコンは20年で一度は交換が必要になり、費用は38.4万円程度が一般的とされています。定期点検が無料か有料か(有料なら1回約3.8万円が相場)も契約前に確認し、長い目で収支を見ます。えねっとハウスでは定期点検を無料で行っています。
えねっとハウスの施工事例
えねっとハウスは、東京都の補助(クール・ネット東京)を使った太陽光と蓄電池のセット施工を、都内各地で手がけています。補助金申請の書類作成と手続きは無償で代行しており、代行件数は2022年10月から2026年10月までで約1,070件です(補助金サポートの詳細)。下の世田谷区の事例は太陽光4.8kWと蓄電池14.9kWh、八王子市の事例は太陽光7.2kWと蓄電池15.4kWhのセットです。
施工事例|東京都世田谷区 【東京都世田谷区】太陽光発電・蓄電池 導入事例- 設備
- 太陽光4.8kW/蓄電池14.9kWh
- 補助金
- クールネット東京
- 住宅
- 築12年、木造2階建て
- 設備
- 太陽光7.2kW/蓄電池15.4kWh
- 補助金
- クールネット東京
- 住宅
- 築13年、木造2階建て
- 設備
- 太陽光2.73kW/蓄電池14.9kWh
- 補助金
- クールネット東京、江東区補助金
- 住宅
- 築9年、木造2階建て
そのほかの事例は施工事例の一覧、機器の選び方は太陽光・蓄電池のページをご覧ください。
よくある質問
太陽光と蓄電池のセットは、結局いくらかかりますか?
東京都の補助金を使うと、いくら安くなりますか?
蓄電池は何kWhを選べばよいですか?
太陽光だけ先に付けて、蓄電池は後からでもよいですか?
太陽光と蓄電池は元が取れない?やめたほうがいいですか?
太陽光と蓄電池で300万円、400万円の見積りは高いですか?
国のDR補助金(蓄電池)はまだ使えますか?
見積りでどこを確認すればよいですか?
まとめ
太陽光と蓄電池のセット費用は、公的データで計算すると5kW+10kWhで約266万円、蓄電池を補助事業以外の価格にすると約315〜365万円が目安です。東京都では、機能性PVの上乗せと都のDR実証を組み合わせると補助が大きくなり、この組み合わせなら最大215万円です。国のDR補助金(家庭用蓄電池)は2026年5月29日に公募が終わっているため、都と区市町村の補助で考えます。ただし消費税分は必ず自己負担で、蓄電池は電気代の効果だけでは回収が難しい設備です。契約前の事前申込、対象機種、DRの契約時期を押さえて進めてください。住所か屋根の図面をLINEで送っていただければ、屋根の寸法から載せられる容量と補助金・概算費用をお出しします。
出典・参考資料
- 調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」(2026年2月5日・PDF)(2026年10月27日確認)
- 経済産業省 定置用蓄電システム普及拡大検討会「2024年度 結果とりまとめ」(2025年3月7日・PDF)(2026年10月27日確認)
- 資源エネルギー庁「買取価格・期間等(2026年度以降)」(2026年10月27日確認)
- クール・ネット東京「令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業」(2026年10月27日確認)
- クール・ネット東京「令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業」(2026年10月27日確認)
- クール・ネット東京 DR実証(家庭向け)の事業ページ(2026年10月27日確認)
- SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」公式サイト(2026年10月27日確認)
- 再生可能エネルギー電子申請「操作マニュアル【事前変更届出】」(第57版・2026年10月1日・PDF)(2026年10月27日確認)
- 東京都 報道発表「優れた機能性を有する太陽光発電システム」の認定(2026年3月30日)(2026年10月27日確認)
